2006.08.07
WEBサイト制作、新規事業の企画・コンサルティングの株式会社マサキカンパニー(東京都練馬区、佐藤正樹社長)は、同社が2005年6月に開設したゲストハウス物件の検索ポータルサイト「ゲストハウス・ガイドブック ひつじ不動産」の登録物件数が通産で85件を越えたと発表した。なお同社では、数ヶ月以内に100件を超える見通しを立てている。
「ゲストハウス」とは、生活設備の一部を共同使用するシェア住居。敷金・礼金なしで入居できる。主に民家や共同住宅、寮などの中古物件をコンバージョン(用途転換)する場合が多く、入居者数は5~40名程度の規模が一般的だと言う。
ゲストハウス物件の多くは、入居者同士が交流可能なラウンジスペースが設けられており、ミニ・パーティーや異業種交流が日々、自然発生的に行われている。生活設備の一部を共同使用するシステムにより、都心部でも4~7万円程度安価な家賃で入居が可能だ。
昨今では、ゲストハウスならではの交流の魅力や入居の手軽さもあり、物件数は数年前より急速に増加、現在、虎ノ門、神谷町、新宿、池袋、六本木、浅草、大井町などを始めとする都内全域の他、神奈川、千葉、埼玉でも多数の物件が提供されている。
入居者は20~30代の社会人が中心で、同サイトのユーザーの6割以上は女性だと言う。ゲストハウスならではのライフスタイルを求める高学歴・高収入層の入居希望者も増加してきており、地方から上京するユーザーが一旦ゲストハウスに入居し、その間に独立した住居を探す、といった例も増えている。「資金的な問題から部屋をシェアする男性層」というイメージは、過去のものとなりつつあるようだ。
現在、同サイトに登録しているゲストハウスは業界最多となる27社、83棟、1,661床(個室1,324/ドミトリー337床)。同社では独自に蓄積された2,500点超の物件写真を始めとする圧倒的なゲストハウス物件のデータベースを構築しており、急増する入居希望者に対し豊富な情報提供を行っている。
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