2006.08.09
株式会社ダイナシティ(東京都港区、中山豊社長、以下ダイナシティ)は、同社の100%子会社・株式会社シーファイブ(東京都中央区、鈴木利幸社長、以下シーファイブ)がシステム構築した「マンション専用地震防災システム(※気象庁の緊急地震速報を活用)」をダイナシティのマンションに導入し、同時に実証実験を開始すると発表した。
シーファイブが構築した「マンション専用地震防災システム」は、マンションごとの推定震度、予想到達時間を音声で入居者に通報し、本人と家族の安全を確保する防災システム。速報受信と同時に、防災用コンセント及びガス遮断弁を事前遮断し、住まいや家財を火災から守る仕組みとなっている。
実証試験中の物件は、ダイナシティ碑文谷(87戸)、ダイナシティ東京リバーゲート(134戸)の2棟。実証試験予定物件は、ダイナシティ新宿若松町(37戸、8月竣工)、ダイナシティ杉並方南町(56戸、9月竣工)、ダイナシティ八王子(54戸、9月竣工)、他6棟の予定。
※緊急地震速報とは、気象庁が2004年2月に試験運用・配信を開始した地震による被害の軽減(減災)を目的とした新しい地震情報。従来の地震情報は地震発生から約3~4分後の発表だったが、緊急地震速報は、地震発生直後に震源に近い地震観測点で観測される初期微動(P波)の波形を解析することで、数秒で発表が可能となった。
P R ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■