2006.09.05
グローバル・アセット株式会社(東京都千代田区)は、名古屋経済圏に特化した私募不動産ファンド「マルハチファンド2号」を2006年8月31日に組成、運用を開始したと発表した。2005年9月に運用を開始した「マルハチファンド1号」の新規取得資産が約100億円に達したことによる。
同ファンドも1号ファンド同様、取得対象不動産(ポートフォリオ)を中部圏に限定し、地元企業や地元金融機関(地方銀行等)の参画を得て組成した地域特化型の不動産ファンド。名古屋市、豊田市、岐阜市に所在する賃貸マンションやオフィスビルを組み入れている。
「マルハチファンド1号」と「マルハチファンド2号」の運用資産の合計は170億円。今後もマルハチファンド3号、4号の組成を予定しており、最終的にはマルハチシリーズ全体で資産規模400億円超に到達させた上で、J-REIT移行を図る予定だ。
なお同社では、8月1日に名古屋支店を開設、地域との連携を深めることで、物件取得力の強化や、アセットマネジメント物件へのきめ細かな目配りを行う体制を整えている。
<マルハチファンド2号概要>
(1) ファンド名: マルハチファンド2号
(2) 投資物件エリア: 名古屋市、豊田市、岐阜市
(3) 投資対象物件: 賃貸マンション、オフィスビル
(4) 運用期間: 2年4ヶ月
(5) 資産規模: 96億円
(6) 投資家: 国内金融法人、国内事業法人
※ マルハチ:名古屋市の市章「○に八の字」から命名
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