2007.10.25
阪急電鉄株式会社と財団法人逸翁美術館は10月24日、新・逸翁美術館の建設に着手すると発表した。
逸翁美術館は1957年の開館以来、阪急電鉄の創業者である小林一三氏(雅号:逸翁)の旧邸「雅俗山荘」を利用し、同氏が生前に収集した美術品約5,000点を展示・公開してきた。しかし建物は築年が70年を超え、老朽化が進行。阪急グループでは、開館50周年ならびに阪急創立100周年記念事業として、新しい美術館を建設するとしている。
これに伴い、現在の美術館については、2008年4月をもって休館し、収蔵物を移設した上で、新・逸翁美術館として開館する。なお、現在の美術館閉館後の「雅俗山荘」については、小林一三記念館をベースとして検討を進めていく予定だと言う。着工は2008年2月、開館は2009年10月の予定。総事業費は約8億円。
開発計画概要
所在地:大阪府池田市栄本町12-28
敷地面積:約1,870㎡
延床面積:約2,320㎡
構造・規模:鉄骨鉄筋コンクリート構造、地上2階、地下1階
構成:展示室、収蔵庫、ホールなど
P R ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■