2007.12.15
香川県高松市。
中心市街地のアーケードの総延長は2.7㎞、日本一のアーケードの街だ。
しかしここ高松も御多分に漏れず、中心市街地の空洞化が進んでいる。縦横無尽張り巡らされたアーケードは、ヨソ者からすれば確かに「圧巻」の風景だが、昨今では空き店舗の姿も目立つ。
こうしたなか、丸亀町、兵庫町、片原町のアーケードが交差する部分に誕生したのが、写真の『クリスタルドーム』だ。
クリスタルドームは、中心市街地の再興を目的に、高松市丸亀町が進める「まちづくりプロジェクト」の第一弾としてオープンした『丸亀街壱番街』の一部。
ドーム広場では、年間を通じて多彩なイベントが催されるなど、新たな人気スポットになっていると言う。
交差点でもあるこのドームの中央部分に立ち、天井を見上げると、既に言い古された言葉ではあるが、「おもちゃ箱をひっくり返したような」あるいは「テーマパークのような」場所であることを実感する。
もちろん、これだけで中心市街地の活性化事業が『完成』したわけではないが、将来への大きな「可能性」を感じ取れる空間に思えた。
P R ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■