2006.05.29
国土交通省は26日、2006年度都市景観大賞の受賞地区を発表、「美しいまちなみ大賞」には、「近江八幡市北之庄町周辺地区」「雲仙市神代小路地区」が選定されたと発表した。
雲仙市神代小路地区は、雲仙市北部(旧国見町)にあり、神代鍋島藩の武家屋敷と、明治期以降の近代和風建築の建造物群が石垣、生垣、樹木などとともに情緒豊かな街並みを形成している一画。平成17年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
同地区は、沿道の舗装改修に伴い、縁石を自然石化し、電柱を移設、景観に配慮した街灯を設置した。城跡膝下の護岸工事の際にも自然石を活用している。
また、同地区では建物の老朽化と居住者の高齢化による伝統的街並みの喪失に危機感を覚えた地元有志が「神代小路まちなみ保存会」を平成11年に設立。疎水清掃、生垣剪定、緋寒桜の苗木移植などを実施してる。
P R ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■