2006.08.19
浜松市の中心市街地、鍛冶町。JR浜松駅からも程近く、古くから浜松の「顔」とも言うべき繁華街として栄えてきた。
全国的な傾向ではあるが、ここ浜松も中心市街地の「空洞化」が進んでいる。
それを象徴するかのような存在が、かつての地元百貨店「松菱」。2001年の倒産以後、長らく空き店舗となったままだ。
隣接地には再開発ビル「サザンシティ浜松」がオープンしているものの、中心市街地の「顔」が不在の状態は痛々しい。
こうしたなか、同ビルを所有するアサヒコーポレーションは、同ビルを解体し、地上8階建ての再開発ビルを建設、テナントに大手百貨店「大丸」を誘致する方針を明らかにした。
いわゆる「平成の大合併」により、人口80万人の広域連邦都市となった浜松市。来年には政令指定都市となるこのマチの中心市街地が、かつての「求心力」を取り戻せるのか、注目されるところだ。
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