2007.03.28
静岡県は、住宅耐震化に効果的な啓発活動を行うため、名古屋大学福和伸夫教授と静岡県小規模授産所連合会との協働により、木造建物倒壊実験教材簡易版「木造倒壊ぶるる」を開発し、製作・販売する仕組を構築した。
「簡易版木造倒壊ぶるる」は、間口2間、奥行3間の2階建て木造住宅を模した縮尺約10分の1の模型。滑車の付いた台(加震台)に筋交いや耐震壁の有無、屋根の軽重といった構造条件の異なる2棟を並べて設置し、加震台を揺らすことで、壊れ方の違い、耐震補強の必要性等を視覚的に学ぶことができるというもの。
県では平成19年度以降、この簡易版「木造倒壊ぶるる」を地域防災局等に配置し、市町、学校、地域等における住宅耐震化啓発教材として活用する。また、静岡県小規模授産所連合会において製作、販売し、市町や他の都道府県にも普及させる方針。
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