2007.08.29
京阪電気鉄道株式会社と株式会社京阪流通システムズは、京阪京橋駅前に、物販、飲食などの業態を集積した複合商業ビル「(仮称)京阪京橋片町口ビル」を建設し、吉本興業株式会社を事業パートナーとする核施設核「京橋花月」劇場を誘致、平成20年秋より営業を開始すると発表した。
京阪グループでは、経営ビジョン「“選ばれる京阪”への挑戦」の中で、流通事業、ビル賃貸事業を、ホテル事業、マンション分譲事業と並ぶ強化事業と位置づけおり、今回の同ビル建設は、同ビジョン具現化の施策のひとつ。京阪の収益事業にとどまらず、抜群の知名度を誇る吉本興業とのコラボレーションにより、京橋エリア活性化の起爆剤となるものとしている。
京橋駅は、1日当たりの乗降客数が約20万人で京阪線最大。JR環状線、片町線、大阪市地下鉄長堀鶴見緑地線などが乗り入れる関西屈指のターミナルであり、中でも片町口側は、ぺデストリアンデッキで大阪城ホールをはじめシアターBRAVA、いずみホール、IMPホールなどが点在するOBP(大阪ビジネスパーク)と直結、今回の「京橋花月」の進出によりエンターテインメントの街としての発展も期待されるとしている。
さらに京阪グループでは、「京阪モール」の大規模リニューアル(平成14年実施)や高架下飲食エリア「Kぶらっと」のオープンなど、近年京橋の街の高感度化に取り組んでおり、今回のビル開発によるこれら既存施設とのシナジー効果も見込む。
(仮称)京阪京橋片町口ビル 概要
所在地:大阪市都島区東野田町1-6-5他
交通:京阪電車京橋駅(片町口)下車すぐ
敷地面積:約1,750㎡(約530坪)
構造:鉄骨造地上5階建て
延床面積:約6,600㎡(約2,000坪)
用途:1~4階 商業施設
5階 「京橋花月」劇場(500席)
総投資額:約15億円
施設保有:京阪電気鉄道株式会社
運営管理:株式会社京阪流通システムズ
スケジュール:平成20年春 建築工事着手
平成20年 秋開業
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