2007.10.22
小田急電鉄株式会社(東京都新宿区、大須賀賴彦社長)と東京地下鉄株式会社 (東京都台東区、梅﨑壽社長)は、先般合意した特急ロマンスカーの東京メトロ千代田線への乗り入れについて、このほど運転計画の概要が決定したと発表した。東京メトロ線内での座席指定制特急の運行は初めてとなる。
同概要によると、小田急電鉄ではメトロ線内の運行に必要な設備を備えた新型ロマンスカー・MSEを製造、2008年3月より直通運転を開始する予定で、停車駅は千代田線内が「北千住」「大手町」「霞ケ関」「表参道」の4駅。小田急線内は現在の特急停車駅に加え、新たに「成城学園前」に一部の列車が停車する。平日ダイヤは通勤・会社帰りの時間帯に「ビジネス特急」を計4本(上り1本、下り3本)を設定、土休日ダイヤは日中に北千住~箱根湯本間を直通で結ぶ「観光特急」など、計6本(上り3本・下り3本)を設定する。また、東京メトロ有楽町線へも臨時列車として、土休日のうち年間30日程度のダイヤを設定する。
特急料金は、東京メトロ線内の料金(一律200円、東京メトロ線内のみの乗車は不可)と、小田急線(一部箱根 登山線含む)内の料金の合算額。
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